基礎からわかる化学

酸化と還元の基本の基本

yusuke

酸化と還元って?

  • 酸化:電子を失うこと
  • 還元:電子を得ること

酸化と還元は 必ずセットで起こる 反応です。


例:カルシウムと硫黄の反応

次のカルシウムと硫黄の反応は、酸化還元反応です。

Ca + S → CaS

一見すると「何が酸化されて、何が還元されたのか?」わかりにくいですね。

ここで使うのが 酸化数 です。


酸化数で見分ける

酸化数は、物質のもつ電子が基準よりも多いか少ないかを表したものです。

ルールの一例

  1. 単体の元素の酸化数は 0
    • Ca → 0
    • S → 0
  2. イオン化した場合はイオンの電荷が酸化数
    • Ca²⁺ → +2
    • S²⁻ → −2

Ca + S → CaS の酸化数の変化

  • Ca:0 → +2 → 酸化数が増えたので、酸化された
  • S:0 → −2 → 酸化数が減ったので、還元された

つまり、

  • カルシウムは電子を失ったので酸化された
  • 硫黄は電子を得たので還元された

酸化・還元がセットで起こっていることがわかります。


酸化剤と還元剤

  • 酸化剤:相手を酸化する物質(自分は還元される)
  • 還元剤:相手を還元する物質(自分は酸化される)

今回の例では

  • Ca:電子を与える → 還元剤
  • S:電子を受け取る → 酸化剤

ポイント

  • 酸化数の変化を考えることで、酸化・還元された物質を簡単に判断できる
  • 単体の原子は酸化数 0
  • イオンになると酸化数 = 電荷
  • 増えた → 酸化
  • 減った → 還元

「何が酸化されて、何が還元されたか?」迷ったら、まず酸化数を書いてみることがコツです。

Xからの読者コメントをお待ちしています。
ブログ更新の励みになります!
記事URLをコピーしました